どうもです。
以前、「ゴルフ練習中に腰を痛めた・・」でも書きましたが、痛み止めの湿布や薬を飲むことで日常の不快感を一時的に軽減させてくれるますが、
これ逆に、ひどくなる場合があります!
なぜ酷くなるか、腰を痛めてすぐ薬を飲むことで、それほど痛みとして自覚症状が出なくなり、(本当は猛烈に痛いはず)
本来は身体を安静にしたいところに普段と同じ動作を繰り返してしまうことで、代償として激痛になって返ってきます。
長引くパターンです
「薬はあくまで不快な痛みを軽減させるものなので、治っているわけではない」という自覚をもって、できるだけ痛みのある動作をしない生活していくことをおすすめします。
今回のテーマは、そんな腰痛になったときの痛みの場所を把握しておくことで、薬を使わなくともある程度自分でケアし、痛み軽減させることができます。
歩くときに重要な股関節と骨盤の動作、そしてそれを動かすお尻の筋肉が、ガチガチにこり固まっていることがあります。
腰痛になる原因もその辺にありますね。
腰痛になりやすい硬いお尻
硬いお尻とは筋肉のことを言っているのですが、その前に「骨盤」って聞いたことありますよね。
これです。
下半身と上半身を繋いでいる、身体の中心にある重要なお尻の骨になります。
立ったり歩いたりする時、身体のバランスをとるためにお尻周りの筋肉がこの骨盤を適切な重心に微調整してくれます。
人間の2足歩行は非常に高度な動作です、この動作を可能にしているのが「お尻」です。
逆にお尻の筋肉を硬くしてしまうと、この高度な動作が低下してしまうことになります。もったいないですね。
お尻の筋肉は骨盤を動かす大事な筋肉だと覚えておいてください。
腰痛になりやすいお尻の筋肉
お尻の筋肉は何層にも分かれて大小、たくさんあるのですが今回は2つ
1.大殿筋(だいでんきん)
2.中殿筋(ちゅうでんきん)
まずは表面でも触れる、この2つを説明をしていきます。
この筋肉は、どんな足の動きをするの?
1.大殿筋
【正しく歩くためには股関節を意識せよ!】記事にも書きましたが、足を後ろに引く(股関節の伸展)ための筋肉で、同時に腰を立てる(骨盤を後傾)ための筋肉でもあります。
2.中殿筋
足を外側に開く(股関節の外転)ための筋肉で、同時に腰を外側に傾け(骨盤を外転)させる筋肉でもあります。
この筋肉が硬くこり固まるとどうなるの?
歩行動作がぎこちなく、足先を使った歩行となり、疲れやすく転びやすい歩き方になります。それだけではなく、硬く循環が悪くなった筋肉は本来の機能が低下し、他の筋肉に負荷がかかり、腰痛や股関節痛などの原因にもなります。
また、疲労が蓄積した状態で歩くのは危険です!余計な痛みを作る可能性が高いですよ!
間違いやすいのは、筋肉が硬いままでトレーニングをしてしまう事です、余計に筋肉がこり固まるだけなので避けて下さい逆効果になります。
まずは硬くなっている筋肉をほぐすことを優先にしていきましょう。
筋肉の状態が分かりましたので、硬くなった筋肉をケアしていきます。
腰痛になりやすいお尻の筋肉をほぐす
一般的な肩こりと同じで、ほぐしていけば良いのですが皆さん自分でやると力が入ったりして上手くほぐれないですよね。
その点お尻のこりは非常にほぐしやすいです。
やってみましょう!!
直接筋肉にアプローチ
ゴルフボールやテニスボールを用意してください。
仰向けに寝てもらい、用意したボールをお尻と床の間に入れて、お尻の力を抜いて体重を乗せていきます。
少しずつずらしながら、こっている筋肉に圧をかけていきましょう。こり歴が長いと結構痛いです。
イメージ
こった筋肉は痛みの物質や疲労物質などが溜まっているので、痛みを感じる人が多いですが、その物質が流れて循環されていけば、痛みは軽減されて楽になります。
楽になったらほぐれた合図です!!
これで、股関節の機能が戻どりました。それだけではなく腰を支える、お尻の筋肉も元気になったので慢性的な腰痛も楽になります。
歩いてみると分かりますが、お尻周りの筋肉が機能すると、足は非常に軽くスムーズに動く感覚になります。
ここまでたどり着いたら成功です!!
まとめ
これが本来の、歩くための筋肉の状態です。硬いまま無理して歩いても、他の筋肉に負担がかかるだけで、健康になるどころか余計な疲労や痛みを作ってしまうのです。
まずは、お尻をほぐしましょう!筋肉を緩めて柔軟性があるほうが動作としては、より高い機能を発揮します。
もしスポーツでのパフォーマンスを上げたいと思っている人がいれば、今回のケア方法を覚えておいたほうが良いですよ。
ゆる太