どうもです。
21年間継続しているパーソナルトレーニング、今は高齢者や脳梗塞後の後遺症で悩む麻痺の歩行トレーニングなど年間800セッション行っていますが、まだまだ助けたい人がたくさんいるので頑張らなければと叱咤するゆる太です。
前回、高齢者にはつらい厳しいリハビリにはエンターテインメント的な要素を取り入れることで効果が上がることをお話しましたが、実際エンターテインメント的なこととはどういうものなのかいろいろ考えていきたいと思います。
そもそもエンターテインメントとはどいうものか、ウィキペディアで調べてみました。
”人々に楽しませる娯楽”
だそうで
その他には、気分転換、気晴らし、遊び、息抜き、といった要素が含まれています。
一般的には、演劇やミュージカル、ライブや演奏、など芸事を鑑賞するイメージがありますが、自ら参加するパターンも結構あります。
例えば、バンジージャンプやライン下り、お化け屋敷なんかも参加型のエンターテインメントですね。しかしわざわざお金払って怖い思いをするとは・・ゆる太は苦手です。
あとは、習い事や教室もそうですね
フラ教室、バレエ教室、ヒップホップ、ダンス、などは習っていること自体は参加型ですが目標が舞台で発表となると、参加型が→発信側にいわゆる舞台をお客さんに見せる側のエンターテインメントと言えます。
さて、これらを踏まえて考えるとトレーニングのジャンルにも昔からエンターテインメント的なものがあります。
それは
エアロビクスです!
どこかで発表するわけではないですが、気晴らし、気分転換、楽しむ、などの要素は含まれているのでエンターテインメントとよべるのではないでしょうか。
スポーツクラブでのグループレッスンでは、ヨガ、ズンバ、など独自ものを含めてだいたい、気晴らし、気分転換、楽しむ、このジャンルに属しているので参加型のエンターテインメントと言っていいでしょう、そして昔からあったということですね。
もっとさかのぼると、”ラジオ体操” なんかは元祖ではないですかね、ただ夏休みにイヤイヤ行った覚えがあるので、そうなってくるとエンターテインメントからは外れそうですが・・・。
こんな感じで楽しみながらおこなうトレーニングは昔からありました。この辺りは良いヒントになると思います。
エンターテインメントを取り入れたトレーニング
具体的にどのようなものが良いのか
音楽を利用する
例えば、曲に合わせて腹筋をする、リズムに合わせて歩く、など音を使うのは分かりやすくって良いと思います。もし曲がかけられない場合は声や手拍子でも良いですね。工夫すればどうにかなります。
トークで楽しませる
高齢になると疲れも出やすいですそんな時は休憩しながら面白トークでお客様にリラックスさせて、やる気を引きださせるのも良い方法です。
その他、トレーニング中はべらべら喋っていたら集中できないので、ここは声掛けで対応すると良いでしょう。
例えば、
残り三回のプッシュアップきついところで「今、大胸筋が喜んでいます!○○さんなら乗り越えられますよ!」なんて言葉をかけたり「頑張って!」「できそう!」なんて応援してあげるとモチベーションが湧いてきます。
普段しない動きをする
普段やらない動作とはどんなものがあるのか
ポイントは、難しくてできない動作をやるのではなく、簡単だけど日常動作ではやらない動きが良いでしょう。
例えば、
後ろ歩き、横歩き、スローモーション歩き、などいろいろ工夫すればいくらでも出てきます。
だいたいこんな感じですが、まだまだあると思います。
ただ間違っちゃいけないのは、エンターテインメントとして楽しませることのなかには必ずその人に必要なトレーニングになっているかどうかということです。
なので必ず説明できることが条件です!
結局、トレーニングやリハビリ、訓練、といったものは歯をくいしばって頑張らなければいけないシーンがあり、それをどれだけエンタメでポジティブな気持ちにもっていけるかが重要です。
指導者はトレーニングやリハビリ、訓練はきついものだと当たり前のように理詰めした説明はいりません。もちろん間違ってはいないのですがお客様はそんな正論を求めてはいません、どうしたら良くなるのかそれだけを一緒に考えてあげることが一番だと思います。
ゆる太
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