どうもです。
みなさんは、緊張したことがありますか?
ゆる太は、学生時代はかなりの上がり症でした^^;
そのくせ目立ち屋がりなので、注目を浴びたいタイプ(笑)
中学生の時、クラスの合唱発表会で指揮者に立候補して指揮を努めることに、いざ本番は壇上で頭が真っ白!!
ほとんど覚えてないのですが^^;
どうなったか
無難に指揮はこなしたみたいです(^o^)
ただ終わったあと緊張し過ぎて身体は強張り、ロボットように壇上を降りた、とこだけは覚えてます(笑)
今は、以前よりも緊張せず、心も身体も「ゆるゆる」な感じで過ごせています(^^)
誰もが経験のある、この緊張はどこからくるものなのか、心拍数が上がり筋肉は固まり、スムーズな動作が出来なくなります。なぜでしょう?
メンタルせい?
筋肉のせい?
今回はそんな、身体の緊張について考えていきたいと思います。
目次
【ストレスで体が緊張】体の中で何が起きてるのか
緊張しているときは、心拍数が上がり筋肉の強張りや顔を赤くさせるような症状が出ますが、これは病気ではなく誰もが起きる身体の現象です。
いったい身体の中では何が起きているのでしょう?
調べてきました!
緊張したときには、ノルアドレナリンというホルモンが血液中に分泌され、交感神経を刺激させ興奮状態になり、血圧や心拍数、体温が急上昇し、動悸や冷や汗などの症状が表れます。
他には
・動物の脳内で一番多く分泌されるホルモン
・ストレスを感じると分泌されるホルモン
・別名”怒りのホルモン”
などありました。
そう思うと、ネコが「シャー」と毛を逆立てたり、イヌが「ウー」と牙をむき出しになっているときは、ストレスを感じて興奮している状態なのですね。
人間では、満員電車でストレスを感じて怒りだす人なんかは、ノルアドレナリンが出まくっている人なのでしょう。
もしそういう状況に出くわしたら、相手は冷静な判断ができません、近づくのは危険です。当たらず触らずその場から離れることをおすすめします。
ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
このノルアドレナリンは、決して悪いものではなく身体には必要なホルモンでもあります。
血液循環、体温調節、筋肉動作、など動物が活動するためには欠かせないホルモン
私たちは、朝起きたり、仕事をしたり、運動したりなど、このノルアドレナリンが分泌され、神経が「覚醒」されているから意欲的に行動ができるのです。
では、強いストレスを感じ、ノルアドレナリンが過剰に分泌されるときの症状は
“心拍数と体温が上昇し、筋肉は固くなり汗をかく”
これだけ聞いたら、何だか運動しているときのようなエネルギーの使い方に似ていますよね。
しかし決して健康的に運動したときのような消費ではありません、同じ消費でもエネルギー効率の悪い消費のしかたをしています。
【ストレスで体が緊張】緊張はエネルギーを無駄に消費する
みなさんの筋肉はどういう状態ですか?
本来筋肉は、大きく素早く伸びたり縮んだりしながら筋力を発揮するものなのですが、この筋肉が緊張したときの状態はいったいどうなっているのでしょう。
”筋肉の長さを変えず、力を入れている状態”
「どういうこと?」
先程も言いましたが、筋肉は伸び縮みするものなのですが筋肉を動かすとき、”主動筋(しゅどうきん)” と ”拮抗筋(きっこうきん)” といって、必ずメインで使う筋肉と反対の筋肉にわかれます。
メインの筋肉が短縮すると反対の筋肉は伸長するように必ず、どちらかの筋肉がストレッチされ、休める状態を作りエネルギー効率が良く活動できるようになっているのです。
なので、緊張から筋肉の長さを変えず固まった状態だと、主動筋と拮抗筋の両方が固まっている状態なので、固めている筋肉はそれぞれエネルギーを消費しています。
さらに関節は曲げにくいし伸ばしにくい、まるでサビついたようにぎこちなく、スムーズな歩行動作ができません。
例えば
ピアノの発表前に順番待ちで、何だか心臓がバクバク、筋肉には力が入り座って待っているだけなのにエネルギーをチョロチョロ消費されます。いざ本番のときには筋肉は固いまま滑らかな動作ができず、さらに焦って力が入りエネルギーを消費し後半はボロボロになってしまう、なんてこともあります。
スポーツでも、日常でも同じです。
経験されている方もいるのではないですか?
社会問題にもなっています。
回避できないストレスを身体に与え続ける環境にいると、逆に使い過ぎたノルアドレナリンは減少し、“意欲” がでない状態に陥り、仕事や生活ができなくなります。
“うつ”などの精神疾患は、現代病として患っている方が多くなっています。
適度な緊張は身体にとってプラスなのですが、過度なストレスを与え続ける環境は身体機能を低下させてしまいます。
そうならないためにも緊張を慢性化させないようにコントロールすることが必要です。
ただ、この “ストレス” の感じかたは人それぞれ違う?!
【ストレスで体が緊張】緊張をほぐすには体から
ストレスの基準は難しいですよね、一般的には、
・怒られる
・思い通りにならない
・時間がない
などありますが、なかには
・結婚
・昇進
・「頑張って」
・「君ならできる」
など、どちらかといえばポジティブなことでも、プレッシャーとなりストレスとして感じる人もいます。
このように人それぞれ、ストレスの感じかたが違うのです。
しかし、ゆる太は思いました。
ストレスはいつどこで起こるかわかりません、ましてや人それぞれ捉え方が違うのでしたら、そこを一生懸命考えてもしょうがないのでは、身体の専門家として思いつきました。
緊張したら共通して筋肉が固くなることがわかっているのなら、はじめから筋肉をゆるませる練習をしておけば良いのではないかと、“ゆるめる”ことを重視しておけば誰もが共通して緊張を軽減できるのではないですか!
「心と身体は表裏一体」とありますが、身体の緊張が解きほぐせれば、精神的なストレスも軽くなり、安定した状態で維持されるのです。
【ストレスで体が緊張】ゆるめる基本は深呼吸
冒頭にも話しましたが、ゆる太は上がり症でした。
小学生のときに床屋(理髪店)で髪を切りにいくと、カミソリで顔も剃ってくれのですが、カミソリで剃っている最中に顔がブルブル震えだすのです。
1〜2回で治まるのですが、それを毎回必ず!
それで何度も顔にキズを作って帰ったのを覚えています(笑)。
カミソリが皮膚に当っているときの心境として「動いちゃだめだ!」とプレッシャーとなり筋肉が過度に緊張し、反射的に顔を動かしてしまうのです。
当時小学生ながら、どうにかしようといろいろ試みて、たどり着いたのが ”深呼吸” でした。
顔を剃っている最中、「吸ったり〜吐いたり〜」と ”深呼吸” を意識していたら筋肉の力が抜けて、震えずに切り抜けられるようになったのです。
当時はなんでかわかりませんでしたが、今なら解説ができます。
ポイントは深呼吸で ”意識をずらす” こと、カミソリで顔を剃るよりも、ゆる太は深呼吸を意識することで優先順位を呼吸に置き換え、カミソリで顔を剃ることを一時的に忘れさせることができたからです。
さらに緊張しているときは無酸素運動が強く乳酸(疲労物質)が生成されて筋肉の柔軟性を妨げます。
酸素不足にさせないためにも呼吸は大事で、また普通の呼吸ではなく「意識した呼吸」つまり”深呼吸” が大事なのです。
今では、リラックスさせるためには深呼吸をすることが基本 になっています。
【ストレスで体が緊張】力を抜く練習
力を抜く練習とは、どれだけ力を抜いた状態で正しい動作ができるかがポイントです。
ゆる太が良くやるのが
歯を歯ブラシで磨きますが、この歯ブラシを持っている手をどれだけゆるめて、正しく綺麗に磨くことができるかをやっています。
力を抜いた状態で、歯ブラシが優しく歯に当たり、そこから前後上下シャカシャカ動かしますが、
歯ブラシを持っている、指や動かしている腕にはほとんど力が入っていない状態です。
頑固な汚れがある場合は、それをかき出すためのギリギリの力を加えて、綺麗になったらまた、ゆるめた状態に戻します。
ゆるめる練習はなんでもできます。
・ペンで字を書く
・ペットボトルのふたをあける
・パソコンのタイピング
↑指先を使うような末端を意識してゆるめる、比較的簡単な方法
高度になると
・ダーボール(荷物)を持ち上げる
・イスを運ぶ
・買い物袋を持つ
重いものを持ち上げたり運ぶのですが、物を最低限の力で移動する難易度が高い練習です。※落とさないように気をつけましょう。
スポーツだと
・サッカーのドリブルやリフティング
・野球、ゴルフなどの素振り
・水泳
など
もちろん、”力を抜いて立つ、力を抜いて歩く” など日常動作でもゆるめる練習はできます。
どうしても経験してないことや初めてやることは、力が入ってしまいますが何度も繰り返せば力を抜くことができます。
いつでも、どこでも、手軽に、誰でも、できるので今から将来を見据えてエネルギー効率(燃費)の良い動作を身につけていきましょう。
まとめ
いかがでしたか、今やストレス社会を回避することが困難で、緊張から筋肉を固めることが多くなっていいます。
慢性的になると筋肉の強張りは痛みに、そして関節の病気になることもありますね。
しかし医療の発展から、薬や手術でどうにかなってしまうのも事実で、これを安心と考えたら医療ありきの身体になってしまいます。
そうならないためにも、あなたの緊張を解きほぐし健康的な身体を求めていけば、まだまだ向上することでしょう。
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ゆる太