どうもです!
人が立っているときはみなさんバランスをとっています。ピタッた止まっているように見えますが、ゆらゆら揺れながら体の中心に近いところを行ったり来たり微調整して倒れないように体は機能しています。
例えば、電車の吊り革に捕まりながら寝ていると、ガクンと倒れそうになりますが実際は倒れません。先程の説明した機能が備わっているから大丈夫なのです!
さて、高齢になるとバランス感覚が鈍くなりつまずき転倒のリスクが高まります。いろんな原因の可能性がありますね、筋肉の衰え、運動不足、めまいや平衡感覚など脳からくるものや、怪我や歪みからくるものもあります。
実際に原因は「これだ!」と特定するのは難しいですが、少なくともこのブログを読まれている方は、実際にバランスが悪いもしくは身近にバランスの悪い方がいるのではないですか、何もせず放置しておけばどんどん悪くなります。
そんな方たちにはバランストレーニングで強化することをおすすめします。
もちろんいろいろ原因があるなかで今回紹介するトレーニングがあなたにとって正しく反映されるか分かりませんが、ただやってみる価値はあると思います。
今回のトレーニングは、バランス強化するためにより体を不安定にさせることでバランス機能を呼び覚まさせるトレーニングになります。
もちろん安全を第一に怪我のないように説明していきます。
早速どうぞ
片足立ちは最強のバランス練習
冒頭でも少し書きましたが、バランスを強化するためには立っている足元を不安定にすることでバランスをとろうと体や脳がトレーニングされ強化されます。
例えば、トランポリンの上で歩いたり飛んだり跳ねたりなんて言うのは非常に不安定で素人には難しくバランスがとりにくいのは想像つきますね、最近ではバランスボールやバランスディスクなんて道具もあり、ご家庭でも手軽にバランス練習できるようになっています。
しかしわざわざ道具を使わなくても、バランス練習は簡単にできるのです。
それは片足立!
片足で立つことで自ら不安定な状態を作りバランス感覚を強化していきます。
そして日ごろから皆さんはバランスをとる練習に近い動作をしています。
「え!ゆる太さん普段片足立ちなんてしてないよ」
と思いますが、普段片足立ちに極めて近い動作とは
それは歩行!
歩いている動作は片方だけ足が上がり一瞬片足立ちになるのが分かると思います。この普段から歩く時の動作を意識してバランスを強化できるようになれば非常に効率が良いはずです。
言い換えると、歩きながらバランスが強化されるということになりますね。
片足立ちは最強のバランス練習、方法は
練習の前に覚えておいてほしいのは、できるだけ末端(膝や足首など)でバランスをコントロールしないこと、なぜかというと足先でバランスをとると筋肉がすぐに疲労するから、そして体幹部でバランスをとるようにトレーニングしたいからです。
バランスを鍛えることの一番の目的が、体幹でバランスを維持し足の筋力を最小限に抑えて長く立つ歩くようにしたいからです。
これを頭に入れてやってみましょう。
片足バランス
まずは、片足にで立ってみましょう。
もしふらつく場合は壁や手すりなど手で触れる程度の力で立ってみてください。
ここでポイントは膝を伸ばしながら立つことです。
膝を伸ばすことで股関節やお尻そして体幹でバランスをコントロールすることができます。
片足で立った時にバランスがとれるポジションを感じてください。
これが、次の歩行しながらのバランスに繋がります。
歩行バランス
まずはゆっくりと歩いてみましょう。歩くといっても片足立ちを交互に乗せ換えるぐらいゆっくりと歩きます。
右足バランス→左足バランス、という感じで片方に体重を乗せきってバランスがとれたら反対に乗せなおします。
思わず早く歩きたくなりますが、10歩だけ我慢してスローモーションのよう歩いてみましょう。
そして、ここでもバランスを身体で感じてください。一番安定する歩行を感じとってください。
もちろん最初からうまくいくことはありませんが、何度もチャレンジして10歩中1歩でも感じ取れたら成功です。
あとは普段の歩行から繰り返すだけです。
まとめ
いかがでしたか、バランスを強化することはそんなに難しいことではなく自ら練習することが可能です。よくよく考えると、普段の日常動作でつまずき転倒などバランスの不具合からおこるものですから、立つ歩くなどの普段の動作を強化すれば自然とバランスも強化されていくことができるのは当たり前なことなのです。
なかなか自分ではできない、正しくできているか分からないと不安になる人もいると思います。特に高齢になり今までのように思うように動けなくなったと思う方は、ゆる太のパーソナルトレーニングご相談ください。
ただいま、無料体験レッスンを実施中です。
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ゆる太