どうもです。
腰を痛めている人って結構多いですよね。
ゆる太の受け持っているお客様も、腰痛やぎっくり腰を経験されている方が多いです。まだ腰を痛めてないけどという腰痛予備軍の方のために今回は、筋肉からくる「腰痛」についての説明と予防を紹介していきます。
目次
腰痛の始まりは、唯一の直立二足歩行を選んだこと
いろんな腰痛になる原因はありますが、つき詰めると ”直立二足歩行” が大きな要因となっているみたいです。
キリンは首が長い、ゾウは鼻が長いなど哺乳動物にはそれぞれ特徴があります。
人間の特徴は直立二足歩行ですね。
では選んだ理由は?
エネルギー効率よく生きるため
・キリンは、長い首を使い高い木の葉っぱを食べる事ができる。
・ゾウは、大きな巨体の負担にならないように、長い鼻を使い食料を口に運んだりできる。
・人間は、二足歩行で長い距離歩き豊かな土地を見つけ、細かな手作業で食料を加工や保存することができる。
など、それぞれが環境に適応して生きていくために進化していった結果、人間は直立二足歩行になったのです。
まさか、これが腰痛の始まりになるとは誰も想像がつかなかったと思います。
四つ足動物と比べて腰への負担が大きい
そもそも自然界の四つ足動物は腰痛というものが存在するのか?
話が聞けないので分かりませんが、個人的な意見になりますがほとんどないと思います。ペットは運動不足から筋力低下での腰痛があるみたいですが、自然界と環境が違いすぎるので別に考えています。それでも少ないと思います。
人間は実際にぎっくり腰になると、立って歩けない状態でも赤ちゃんのように四つん這いになり、ハイハイしながら移動することができるのですが、なかには経験をされている方もいるのではないですか?
四つ足のほうが安定して胴体を支えらているので、それだけ筋肉を使う必要がないという証拠ですね。
二足歩行は腰に負担がかかりやすい
人間がどうやって直立できるようになったのか、一番は骨盤を起こせるようになり、腰部、背部、頭が重力に対して垂直に支えられるようになったことです。
また、身体を垂直に維持するため、重力に抵抗する抗重力筋(こうじゅうりょくきん)と呼ばれる筋肉が常に微調整しながら働いているので身体は前に倒れないようにできています。
抗重力筋の一部である大殿筋は骨盤を起こす筋肉で、常に機能している状態になります。
特に重い上半身を引っ張り起こしている筋肉には負担が大きく「腰痛」や「ぎっくり腰」になりやすと言えますね。
腰に負担がかかる姿勢は
正常姿勢↓
腰に負担がかかる姿勢↓
前傾姿勢になることで臀部と背部の筋肉が引っ張り倒れないように機能しています。
では日常動作ではどんなときに、前かがみになるのか
洗面所で顔を洗うとき、前かがみ
デスクワークで、前かがみ
床の物をとる時、前かがみ
など日常動作で前かがみになるシーンがたくさんありますね、これらは腰に負担がかかる姿勢なのでいつ「グキッ」となってもおかしくないです。
腰に負担をかけない姿勢で予防しよう
例えば
この、前かがみは腰部の筋肉に大きな負荷がかかった状態で床の物をとっています。
改善方法は↓
膝を曲げて、前かがみになる角度を小さくすることで腰への負担が軽減されます。
デスクワーク中では
腰の筋肉が引っ張られたまま固定されていると負荷が大きくなります。
改善方法は↓
引っ張らていた腰の筋肉を一旦戻すことで負担は改善されます。
予防法のポイント
1 膝を曲げる・・立った状態で前かがみになるとそれだけ腰への負担が大きくなるので、洗面場で顔を洗う時も軽く膝を曲げておくと腰への負担が軽減されます。
2 固定しない・・デスクワークなどあまり態勢が変わらない状態は筋肉を硬くさせる原因になるので、こまめに態勢を変えて負担を軽減させましょう。
腰って非常に生活するうえで大事な筋肉です。「ぎっくり腰」になってしまったら家事も仕事もまったくできません、そうならいためにも予防が大切になりますね。
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まとめ
今回は人間の原点と腰痛予防について説明してきましたが、いかがでしたか?ある程度、身体の仕組みを知っておくと自分の身体がどうなっているのか、客観的にわかると思います。
身体の違和感や痛みを感じたらそれはSOSでもあります。腰痛にならないためにも素早く筋肉の状態をキャッチして対応してあげればいつも、健康な状態で身体を維持することができますよ。
あなたの身体はいつもあなたの味方です大事にしてあげましょう。
ゆる太