どうもです。
人間の移動手段でもっとも使うのが足です。この2本の足があることで歩行という極めてシンプルな移動手段が実現できています。
みなさんが歩行トレーニングをしようと思うときはいつ頃ですか?
おそらく、なにかしら歩行に不具合が出始めてからだと思います。
例えば
膝関節や股関節が悪くなるとき
歩けるのが当たり前えと何気なく生活をし年を重ねていくと突如歩行に不具合が出始めてくることがあります。
まだ痛みもない段階でちょっとぎこちないなと感じる程度、まったく歩けないわけではないのでそのまま歩き続けると、今度は膝や股関節に痛みが生じてきます。
今や便利な世の中なので、
病院や薬局にいけば、簡単に痛みを消す薬を買うことができます。痛み止めの薬を使いさらに歩き続けると、だんだんと痛みが強くなり今度は薬を使っても痛みは消えなくなってきます。
病院で調べてみると関節はギシギシ、上手に曲げ伸ばしはできません軟骨はすり減って骨と骨がつくほどに、ここまでくるともう自己回復は難しいでしょう。
一例ですが、
初期の違和感の時点で体の歪みや動きのずれが出ていますが、この時点で病院で検査してもたいした診断結果は出てこないです。しかし体はもう変化を感じています。
その後、痛みが酷くなり痛み止めの薬を使い、だましだまし歩き続けると最後は人工関節の手術をしないと歩けないほどの痛みになっています。
逆に言えば、手術前の段階でしたらまだまだ自分で回復させることが可能な状態です。
できるだけ早く気づき歩行トレーニングをやろうと思う人は、良くなるためのスタートラインにつくことができます。
ここからあなたの人生をかけて徐々に不具合を取り除き年をとっても長く歩き続けられる体作りが始まります。
何かしら歩行に不具合が出ている人が効果的に歩行トレーニングをおこなえるように、
筋肉ケア編、ストレッチ編、歩行トレーニング編
として3つを順序良く説明していきます。
今回は第一弾、筋肉ケア編です。
目次
歩行効果を上げるには、筋肉の状態を見ること
歩行効果を上げるためには、いきなり歩くのではなくまずは筋肉の状態を調べる必要があります。
どういうことか
そもそも歩くためには、骨だけでは歩けません歩くためには筋肉が伸び縮みすることで骨を動かし重心を移動することで歩くことができます。筋肉の状態はすごく重要なことなのです。
まずは、筋肉の状態を調べてみましょう。
全身の筋肉を調べるのではなく、重要な筋肉だけを見ていくことで効率よく的確に体のメンテナスできます。
重要な筋肉
・大殿筋(だいでんきん)
・中殿筋(ちゅうでんきん)
・前脛骨筋(ぜんけいこつきん)
大殿筋(だいでんきん)
主に股関節の伸展に関わる筋肉
歩行するのに大事な大殿筋について説明している記事です。ご一緒にお読みください。
中殿筋(ちゅうでんきん)
股関節の外転させる筋肉
中殿筋についての記事になります。詳しく知りたい方はこちらもお読みください。
前脛骨筋(ぜんけいこつきん)
足首を背屈させる筋肉
実際は歩くのに必要な筋肉はたくさんありますが、いろいろ手を出すと中途半端になるのでまずは、この3つの筋肉を優先的に見ていきましょう。
重要なのが、この筋肉が固まっていたら歩行動作がしにくい状態になるので筋肉の柔軟性を高めるためにほぐす必要があります。
すねの筋肉について説明している記事です。合わせてお読みください。
歩行効果を上げるためには、筋肉をほぐすこと
歩行のように長く歩くにはエネルギー効率(燃費)の良い筋肉の使い方が必要で、そのためには柔軟性のある筋肉を伸び縮みさせて常に血流を良くし筋力をスムーズに発揮させる状態であることが重要です。
では、柔らかい筋肉にするためのほぐし方を説明します。
・大殿筋(だいでんきん)・中殿筋(ちゅうでんきん)
ゴルフボールやテニスボールなどを使用します。今回はゴルフボールを地面に置きお尻の下に入れてお尻の重みでゴルフボールに押し付けます。
押し付けた時に痛みを感じたら筋肉が固まっている所なので、体重を乗せてグリグリほぐしていきましょう。場所を少しずらしながらほぐしていきます。
ほぐし続けると痛みが緩和されてくるので、そこまできたら血流も良くなり筋肉の柔軟性が高まっている証拠です。
・前脛骨筋(ぜんけいこつきん)
足首の上あたりから、膝の下あたりまで繋がっている筋肉です。すねの外側にある筋肉を親指で触ってください。
親指でぐいぐい押してみると痛みがありますので、そこが筋肉が固まっている所です。痛みがある筋肉を重点的にほぐしてみましょう。
ほぐし続けると、痛みが緩和されてきますのでそこまできたら成功です。
まとめ
今回は「歩行トレーニングの効果を上げるためには、筋肉ケア編」でしたがいかがでしたか?歩行トレーニングをいきなり始めるのではなく、まずは筋肉のメンテナンスから行うことが大事で、筋肉が固い状態で歩いてもすぐに筋力を使い果たしてしまい長くは歩けないです。
歩行は、もともと筋肉を固めて筋力を使うような動作ではありません。筋肉をできるだけ使わずに最低限の筋力で歩行ができることが理想です。そして自分の筋肉の状態を知ることは結果、自分の体を知ることに繋がりますので今後の人生で体の不具合が出た時のリカバリーが素早くできるようになります。そんな身体を目指すための第一歩として、まずは筋肉をほぐしましょう。
ゆる太
次は「歩行トレーニングの効果を上げるためには、ストレッチ編」
コチラもどうぞ⇩
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