70歳からは動作や体力、病気や怪我などにそれぞれ差が出てきますが、総合的にみると比較的まだまだ日常生活の歩行には大きな支障は出にくい年齢です。
特徴
生活
70代でもまだ現役で仕事をされている人が多く、車や電車通勤など動作する機会も多いので歩行するための筋力は維持しやすいです。家事をやられている人は継続的な筋肉運動が出来ているので動作としては衰えにくいといえます。
全体的に60代で、できたことが出来なくなる傾向があります。
例:立ったまま靴下を履くなど
スポーツ・運動
疲れやすくなり、回復力が落ちてくるのでスポーツをやる回数が少しずつ減ってきます。また走ったり早歩きなどもできなくなり休憩する回数が増える傾向がありますが、ただ無理をしなければ楽しむ程度のスポーツを継続することは可能です。
怪我・病気
まったく怪我や病気などない人もいれば脳梗塞で半身麻痺の後遺症から歩行が困難になっている人や変形性股関節症、膝関節症などで人工関節を入れて歩行されている方もいます。
また、つまづき転倒なども増え始めてバランスや歩行に不安がある人が増えてくる年齢です。
まとめ
70歳代は歩行できる人は多いですが、大きな病気や怪我などをきっかけに歩行動作に不具合が出始める頃です。無理をしない方が良いですが過保護になり過ぎると寝てきりや車いす生活に近づいていきますので気をつけましょう。